梅桜

ポツリポツリと散る雪に寒さをこらえて梅桜見とれたあの娘の紅をひく化粧と衣装を身にまとい桜六分が開花する桜の前線梅が落ち満開の花々山野をかけり鼓舞する桜吹雪が色を染め山のふもとにすそのまで
あっぱれあっぱれ宴の桜大いなりけり


ひな祭り

桜六分の梅盛り あんたにあたしは勿体無いよ まだまだあたしはのびるんだ それにしても梅の盛りのきれいなこと 街道に梅のパレード花咲いて 山に川岸に、どこに行っても今の梅ははかないくらいに色を染め 辺りに大人の色気を放つ見所よ あんたも梅が好きかい? あたいの桜六分じゃ満足できねぇのかぁ〜今畜生! あたいのケツはまだ青いのか、畜生! 今に白鳥の湖になってやらぁ〜 それにしても悔しいぜ あたいがどんなに惚れたって、あんたはあの女が好きなんだろ? 畜生! 涙がとまらねぇぜ、泣けてくるよ、トホホッ・・・ あたいの裸を見たくねぇかい? 今のあんたなら見せてやるぜ 誰かあたいをもらってくれないかい? あたいだって、あたいだって、女だよ、トホホッ 涙がとまらねぇぜ 梅の咲き頃、ひな祭り


花見酒

夜桜に満天の星降り注ぐ散る葉染めしか うす肌色の色の華は にほふばかりか うつろひにけるや 月明かりに花見酒の滴 香るほのか
今宵ぞばかりに展覧会の絵で終わりませぬように、すだれ桜 熟れる花房 女盛り


桜全開

夜桜に満天の星降り注ぐ女桜の美桜よ女盛りに乱れ桜舞ひ狂へ熟れる花房花吹雪天女が踊る狂ひ桜


君のために詩う!

君のために詩う!
満開の桜は春に色を染めて
僕らの心をにじませる。
余りに美しくて可憐なものだから
切なくて胸が痛む。
やがて散る花に
常ならんあり様を見てとると
自ずと我が身をふり返る。
儚い命と引き換えに
一瞬の爆発!
花火を咲かせることができようか?
燃える花房を真夏の果実にできようか?
青葉薫る新緑の香り、
秋の紅葉。
長らえる寒さと闘う雪の日よ
部屋に埋もれて
熱き白肌
襟を引っ張り帯緩め、
暗がりにろうそくの炎は我が命
細身の体に肉付きは、
あぁ、せめてこの身が張ってるうちに
燃え尽きたいな
貴方の自由にされたいな
身も心も焦燥に駆る胸の張り様
柔らげておくれ
悦びに充たされたおいらの体を感じたら
手鏡手に取り化粧がしたい
紅染めて顔は白く頬紅染めて
貴方がためなら
女郎にでも尼にでも龍にでもなりようぞ
せめてこの身を焦がしておくれ
そんなにあたいは不器量だろうか?
否、君は美しい。
心と体が呼応している
君の思ひが君を染め
元からいいのに上塗りされた素っ裸!
心も体も素晴らしい。
綺麗だ。
透き通ったようにみずみずしい
ほおら、今度は僕と君が呼応し始めた。
僕と君が一緒になって詩ってる。
あぁー。卒倒しそうだ。
君の心は僕を熱くする。
君の体は僕の目を奪う。
君のあえぎは僕の耳を壊す。
君の動きは、僕を、
あぁ〜ぁ、ぁ〜ぁぁぁ


背の裏の君恋しかな

こがれては
内なるぬくみ
切なくて
君を思ふは
我のみぞかし
思ふなら
香り移ろへにじむまで
袖に手をやる
情念の嵐
願はくば
感涙の園に口づけを
君を待つは
我のみぞかし
声を揚げれば
一人
肌のぬくもりにあえぐ
乱れては
髪がくすぐる
背の裏の君恋しかな


新緑の涙

桜散る新緑の青い空に舞う深呼吸して清々しい大地の香りに涙がそぼつ滴の流れ落ちにけり、あぁ〜清い心に散る色取り新緑の涙




青葉薫る新緑の香り夏は海 野原に薫る大海原 秋の葉に紅葉して高揚するも黄葉も宿る色尽くしのわび 紅染める山の谷間に流るるせせらぎ秋の小川とぼとぼと歩く川の端小道がほどる紅葉の露天風呂混浴いいや脱いじゃえ山の谷間に胸の谷間乳に腕をくるみ下の谷間は葉も露に割れている、
いいですか?
あれ、いいですけど、そりゃみんなのものですから。でも、あんまり見ないで下さいね。風呂場じゃ見るつもりがなくても、ほら、この通り丸裸。やだわ、なんだか恥づかしくなくなってきやしたわ
素敵だ!
そんなこと言われると又恥づかしくなります、と頬を染めた
冬には二人して雪化粧となり抱きしめあって雪景色の雪だるまとなって、又この風呂に双方黙認の素っ裸で湯に浸かった
恋。