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セーラー服の胸元
それは、家庭教師のアルバイトに行く途中のことだった。
電車を乗り換えようとしている時の人混みの中で、僕の視界にぼんやりとセーラー服が入り込んで来た。
何もそれだけのことで僕は気が取られた訳じゃないけれど、僕の意識の中ではそのままセーラー服がうやむやに消えていこうとしていくその一瞬、僕は『はっ』となって、もう一遍、今度は力強くセーラー服に目をやった。
セーラー服はまだあどけない少女の香りを残してはいるものの、キリッとした筋の通った顔立ちをしていて、でも、その面にさえもまだ甘い丸みが子供のそれを感じさせるものではあったんだけど、僕が気を奪われたのはそれだけの所為ではなかった。セーラー服の胸元がプリンプリンはみ出んばかりに丸みを帯びて、その形状が露となるかのように薄いそのセーラー服の生地を押し出さんばかりにムッチリと隆起していたからである。
僕が真向かいに真正面からのズドーンと打ち放ってみせる大砲であるかのような熱視線を浴びせ掛ける、その瞬間、少女の方では眉が素早く跳ね上がるようにピクンと上下して、そして、その勢いは少女の目を見開かせていた。
僕は事もあろうに、これは出会いだ、などとそれに巡り合わせをでさえも感じてしまったのである。
でも、それはほんの一時の思いに過ぎなかった。でも・・・
僕は目を伏せてスタスタと背を向けて歩を運ばせ出して、それから、仕事だ仕事、などと今日の授業はどんなものにしようかと、多少セーラー服に未練を残しながらもホームに向かう階段を足早に降りようかとしている、その時、凝縮されられた人の群れの所為なのだろうか、それとも、小走りになってかしてでも追い着いて来たのだろうか、セーラー服が僕と肩を並べていたのだ。僕には少々のビックリしたドッキリが持ち上がり、ぷわぷわとした嬉しさがふんにゃらふんにゃらとたゆたって、横目をチラチラとさせながらここは思い切って声をかけてみようかという気も沸いたんだけれども、恨めしそうにセーラー服の胸元に目を追いやりながら、そして、可憐な少女のそれと美形な大人のそれとが混然としている面に甘味を覚えさせる光沢のほとばしる頬のふくよかなること、それでいて、眉の毛の線の走る色白の大きな瞼の縮みに拡大していく眼に小さく渦を巻いた火の明かりの灯った瞳のピカッ、鼻の筋のすらりに伸びた茎に備わる花の大輪の赤く染まる、それ即ちアンバランスの調和とでも形容すべき、それにしても、乳のふくよかなること、恐らくは乳房が生地との留め金となり、それから、アンダーからトップへの道のりはマシュマロにして長くて長ぁ〜い夢心地、留め金は薄いハンケチを輪にして吊しているかのごときものにして、ハンケチはなびいてはいてもあばらから胴まわりには触れる気配もあらざらんや、その肢体の推し量るべきに、あな、えも言われんや言われんや、ただ、胸の内の締め付けられんや切ない程に亀の頭のほでり具合の言わずと知れた、えも言われんや言われんや。
僕は階段を降りると、既にホームに止まってドアを開けていた電車に直ぐに乗り込んだんだけど、彼女はいつまでも何処までも電車の中に入っていくことはなく、ホームの後ろの方に後ろへとスタスタと、その背は僕の目にはどんどんどんどん小さく写っていくようになり、僕はその後ろ姿に哀愁の思いさえ感じてしまいながらも、その尻のはちきれんばかりかの張り具合と挑発しているかの揺れに目を奪われていた。それは、僕の頭の中ではその尻の衣服のまとってない透けて見えるかの左右上下前後にへとユサユサと何通りかの楕円形を幾度となく描いては雄をくすぐる雌の匂いを放っていた。そして、それは、又、同時にして捨てた男を駄目にしていくかの情け容赦しない女の手の平返しのようにも感じられるものだったのである。
それから、僕は家庭教師の訪問先に着くまでの間中ずっと体内に気だるさのもよおして来るほでりが僕の気を変にさせるようで、ただでさえどうにかなっちゃいそうな気分なのに、歩きながらでも脚の動きで股間がこね回される動作の繰り返しのようなものだから、少しずつ少しずつでもそれに刺激を加えないように両の脚を交互に広げながらずらしたりしていると、今度はそれを包み込むブリーフに僕はもてあそばれているかようであり、それに、密着しているから僕はタマタマを持ち上げるようにしながら揉まれているみたいに思えたりして来て、それから、更にその上からジーンズが僕を、そして、尻を締め付けるようで、僕は胸が熱くなって熱くなって、あぁ〜ん、それにまだまだ僕をいじめるように追い討ちを掛けるかのように脳裏に浮かぶ目に焼き付いたセーラー服を羽織った女体の胸元の隆起のボインボインが、そして、プリプリとした尻のプルンプルンのプリプリが、あどけない少女のそれが僕を駄目にするかのようでもあり・・・
こんな調子では今日は授業にならないかもしれない。先だってチャイムを鳴らして生徒の母親がいつも通りの笑顔でドアを開けて向かい入れてくれた時にだって、僕は作り顔に笑みを浮かべるのがやっとのことで脂汗を掻いていたし、今の状態を見破られたら、なんていう不安だってあったし、僕が部屋の中で生徒を待たされている間にはこれから二時間も大丈夫だろうか、なんて思っていたし、それから、ようやく生徒が入って来て顔を合わせた時には気づまりな気まずさを覚えたし、今だってこうして椅子を並べながら一緒になって机に向かっていてもね、家にたどり着くまでどうしようかなぁ、なんて思いながらそわそわして来る自分に脚を広げれば手でやってもらうような気持ちになるし、そうかといって、閉じてみれば責められているような気にもなるし、普通にしていれば良いのに、なんて思う人があるかもしれないけれど、それが出来れば、元より差し支えはない訳であって、もう、我慢出来ないよぉ、どうしよう、えぇ〜ん、えぇ〜ん。
それにしても僕はほんとに変態なのかもしれない。途中でスラリとした美人な女の子と擦れ違った時には、こんな状態なのに何とも思わなかったし、だからそそられるなんてこともなかったのに。
もう我慢出来ない! 限界だ。
僕はトイレでトイレでならと、でも、やっぱり、なんて、授業中にお金を貰っているその間になんて、などと随分長いこと、胸に切ない思いとカリカリにじぃ〜んと来るほでりとでくねくねしそうになるのを堪えながらも、それでも少し位は僕の様子を、それと知ってか、うかがわれていたのであればそれと気付かれてしまう程には妙な動きでうずいているのを見せてしまっていたのかもしれないけれども、ト、トイレでなんて、しかも他所の家のそれも生徒の家のそこでなんて、などとどうにも踏ん切りの付かない躊躇いの気持ちもあったんだけど、でも、やっぱり、もぉう我慢出来ない。個室は? 個室はあそこしかない!
僕は、まず、石鹸でぬるぬると手の平を甲を泡を立ててからそれでくるむようにして、又、ぬるぬると滑らかして、特に右の手の平は入念にきれいにして、すると、その行為をしている最中には、だんだんと徐々に徐々にではあっても、それの為の準備が出来ていくようでもあり、それもある種の前戯になっているかのようでもあって、張り詰めた思いが気持ちの整理にもつながり、それに体の方も決まりが付いたかのようでもあり、僕は泡を落とす為の流れるような水洗いをして、それが、又、ひんやりと気持ち良くて、それから、タオルで両の手の平を甲を交互に拭うとふんわりとした布地の手に感触が良くて、そして、ドアのノブに手を掛けた。
あぁ、個室だぁ。
僕はトイレットペーパーをふかふかになる位にまで何重にも畳んで、それから、それで便座を、そのままでも汚れているようには見えなかったけれども、一応、ね。
そして、
あぁ〜ん、こ、個室だぁ〜ん。こ、個室だぁ〜ん。こ、ここでするのね。だ、誰にも、誰にも見付かりはしないわよね。誰も見てないわよね。
セーラー服は自分の胸元を覗き込むようにしながらスカーフに手を掛けて、一度、目をつむってから顔を上向きにして、その表情は抑え切れない欲求から早くも欲情のそそりに我慢のならない切なさが哀愁の漂いまでも感じさせる程のものであり、見ている方にまでも恥ずかしさを覚えさせられるようでもあり、こっちの方まで感じてしまう程に伝わって来るものでもあった。それから、セーラー服はふさふさとして弓なりに反った長い目つ毛を二度三度パチクリさせながらもねばねばとこすりつけるようにしながら、一旦閉じた目をゆっくりと、そして、自らの視界が広がっていくのを怖がっているかのように少しずつ少しずつにして、又、肉体労働でもさせられているかのようにーーある意味では、それは真にこれから行われていくのだがーー大の男がやっとのことで熟し切れる位の力を必要とする、彼女にはもの凄く重たいと感じられるもののようにして瞼を持ち上げていくのだった。しかし、大きく開かれた眼はあやしげにうつろで、セーラー服はもう既に自分の世界に没入してしまっているのだった。それから、重たくて長い瞼とふさふさとして弓なりの目つ毛でもって、うつろな眼を隠すかのようにしながら、又、俯き加減になって、自らの大きく弧を描く果実のような胸元のふくらみとそのはじくような谷間に目をやりながら、スカーフの結びをほどき、少し間を置いてから勢い良くそれを引っ張ってといた。そして、幕のように降りた、ほんの少しばかり腰まわりの肌をチラつかせる、上着の裾に両の手をやって、それから、それを思いきりはだいた。それだけで、あばら骨まで透かすようなくびれたウエストは勿論のこと、ノーブラの胸尻さえものぞいて見えて、そして、その果実はブルルンと、ブルルンブルルンと弾いては、その弾力と柔らかみを思う存分それと知らせる程の想像を、又、それを堪能している想像とそれをしたいという欲求を掻き立てるのだった。それから、女体は万歳をするようにしながら上着を払い、すると、裏返しになった上着が顔面を覆ってしまって、その無防備な女体のつるんとした果実に僕はむしゃぶりつきたくなってしまい、襲い掛かってしまおうという衝動に駆られ、しかしながら、このままもう少しばかりその続きを見てみたいという気持ちが勝り、そのままのぞき見を続けることにしたんだけれども、もう股間の方は頭をもたげかけていて、僕は早くそこに手をやってしまいたかったのを堪えるのにも気を使わねばならなかったのだが、それをも、又、楽しんでいたのであり、それと同時に手足を縛られたかして身動きの自由を奪われていながらに僕の感じる具合によってはその手の動きや舌使いを、それの上手な大人の女の人の気の向くままに遊ばれているような、焦らされたり猛烈にピクンピクンさせられたりすることの妙味に悶えさせられているかの自分もそこに居るような気にさせられているのだった。
ところで、女体は僕が隠れてのぞき見していることに勘付いているかのように、無防備のまま上着をなかなか脱いでしまおうとはせずに、そのことに手間取っているかのようにして、それも見え見えのことに感じられたのだが、それでも、僕はそれと知ってはいてもくすぶりかけていた怒張の動きが脈々ともなって、丸で甘味にくるまれているかのような思いに喘いでしまいそうで・・・ |
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